2006年08月30日
“有機高分子合成と共連続材料調製技術の両者を兼ねた合成技術”
 モノリス型ポリマーの特徴は、事業内容でも紹介した通り、細孔と細孔を構成する骨格材料がすべてつながっています。加えて耐アルカリ性が強く材質のバリエーションを増やすことができるという高分子特有の性質を兼ね備えています。言い換えればゞ兌舛念堕蠅聞Δ塙格を兼ね備えた構造で、pHや化学的に安定で、原料の組み合わせによって5’柔が高い複合材料ということができます。
 モノリス型ポリマーの製作は、高度な有機高分子合成技術と、2種類以上の成分が分かれていくスピードを自由にコントロールできる技術(相分離の技術)を導入することで可能となります。少し専門的になりますが詳細を説明すると、これまでの技術では、高分子重合速度をコントロールできなかったために、下図のように粒子凝集型に近い構造になることが一般的でした。ところが、当社の技術を用いると、従来では形成困難であった均一な連続構造を有するモノリス構造物の製作が可能となりました。






















 このモノリス型ポリマーをカラムに用いて分離性能を見ると、下図のようになり、分離性能が飛躍的に向上しているのがわかります。
 また、モノリス型ポリマーは、酸・中・アルカリ性のどの領域でも安定して利用できることから、バイオ系の研究に多いアルカリ性領域での分析にも適しています。
 さらに、糖尿病検査やガンの基となるタンパク質を検出するガンマーカーなど、多数の化合物分析に対する迅速化が要求されている分野での応用可能性が高く、当社のモノリス型ポリマーの製造技術が活かされる分野は非常に広いものであります。

 
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